CONCEPT
床から80kgの人を抱き上げられるロボット
独立行政法人理化学研究所と東海ゴム工業株式会社が2007年8月になごやサイエンスパークに設立した「理研-東海ゴム人間共存ロボット連携センター」は、介護支援ロボット「RIBA:Robot for Interactive Body Assistance (リーバ)-U」を開発しました。RIBA-Uは2009年8月に公開したRIBAの後継機です。新開発した柔軟触覚センサ(SRセンサ)を採用して、触覚によるロボット操作、被介護者の体重検知を実現し、さらに腰に2個の前後屈曲関節と補償ばねを導入した新機構を採用、抱き上げ重量を約30%増の80 kgにしました。これにより、介護施設で最も重労働である床上で寝た状態の人を抱き上げて車いすへ移乗させることを可能にしました。
「介護福祉の現場で活躍するソフトなロボットの実現」を目指して
ベッドからの抱き上げ
ベッドから車椅子へ
床からの抱き上げ
SRセンサー