誤差の解析

1次元抵抗ネットワークの誤差解析

2つのタイプの1次モーメントを求める回路の誤差を比較する。
従来型回路


1次元抵抗ネットワーク


離散座標系の設定

範囲: [0,D],ノード数 N,ノードiでの座標値: =Di/(N+1), 入力強度:

1次モーメントは

抵抗の誤差の設定

抵抗値rが擾乱を受けてr' = r(1+)となる は平均0で分散を持つとする
誤差解析の結果

1入力だけON( = C かつ =0(i ≠ k))の場合

抵抗ネットワークの誤差は

従来型回路の誤差は

/ はk=1で最大値をとり,その値はおおよそ1。また,k=Nで最 小値をとり,その値はおおよそ1/N。自身は k=N/2 で最大値をとり,そのおおよその値は。 これは従来型の誤差の最大値の約 1 / (2 )
全入力が一定値Cを持つ場合

抵抗ネットワークの誤差は

従来型回路の誤差は

/ は 約1/2


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