dsPICボードには、PCとUSBで通信できるようにFTDI社製FT232R(USBシリアル変換チップ)を搭載しています。通信にはVirtual COM Port (VCP) driversと direct (D2XX) drivers の2種類が使えます。詳細はFTDI社のホームページをご覧ください。
ここでは、VCPを使って、Windows搭載のPCと通信する方法について説明します。VCPを使うと、PCのプログラムからはdsPICがシリアルポートを通してつながっているように見えます。Windowsについているハイパーターミナルも使えます。
なお、ボーレート9600baudは、dsPIC側のプログラムによって適宜変えてください(サンプルプログラムでは9600baudです)。dsPICボードにて、1Mbps(正確には921600bps)の通信まで可能です。