dsPICのPWMをDAコンバータ代わりに使う方法

dsPICにはDAコンバータがついていませんが、それほど速い出力変化が必要でなければPWM(Pulse Width Modulation)出力をLPF(ローパスフィルタ)を通すことで、擬似的にDAコンバータとして使えます。ただし、正確な電圧値を得るには接続先の入力インピーダンスが大きい必要があります。

私の使っているLPFは下図のように10kΩの抵抗と0.1μFのコンデンサを使って作ったものです。カットオフ周波数は約160Hzです。実際には、写真のようにLPF4つを内蔵したケーブルを作って使用しています。

サンプルプログラム2をボードにダウンロードして動かし、CON6の1番ピン出力を上記ケーブルを使ってオシロスコープでモニタした図を示します。